トレイ・ヤングがNBAを牽引し続けるスーパースターたちに敬意「まだ時代が変わったとは言わない」
ステフィン・カリー擁するゴールデンステイト・ウォリアーズはNBAプレイオフ進出を逃し、レブロン・ジェイムス擁するロサンゼルス・レイカーズとケビン・デュラント擁するフェニックス・サンズはNBAプレイオフに進出したものの、ファーストラウンドで姿を消した。
NBAを牽引し続けてきたカリー、ジェイムス、デュラントがカンファレンスセミファイナル以上にいないのは、ここ20年間で初めてだ。
そのため「ひとつの時代が終わった」、「新しい時代が始まる」と感じているNBAファンも多くないだろう。
だが、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングによると、カリー、ジェイムス、デュラントが現役を引退するまで「時代が変わった」とは言いたくないという。
ヤングはこの件について、ポッドキャストを通して次のようにコメント。thescore.comが伝えている。
彼らが全員引退するまで、そのようなことは本当に言いたくない。
僕たちがここに来る前から彼らがこのゲームのためにやってきてくれたことに敬意を表したい。
彼らに敬意を払わなかったとは言いたくない。
「時代が変わった」と言うのは、彼らが引退するまで待つつもりだ。
もちろんリーグには才能豊かな選手や若手たちがたくさんいる。
ここ数年でチャンピオンになったのは、(ニコラ・)ヨキッチとヤニス(・アンテトクンポ)だ。
彼らはMVPも勝ち取っている。
つまり、後を継ぐ新顔はたくさんいる。
だが、彼らはまだここにいる
誤解しないでくれ。
カリー、ジェイムス、デュラントは早々に姿を消してしまったものの、NBAチャンピオンという究極の目標を諦めたわけではない。
彼らは来季もNBAタイトルを獲得するためにスーパースターにふさわしいパフォーマンスを見せてくれるだろう。
NBAの時代が次世代に移りつつあるのは間違いないだろうが、彼らはまだ彼らの時代が続いていることを証明してくれるに違いない。