アンソニー・エドワーズが考える第6戦の勝因とは?「カール・アンソニー・タウンズがファウルトラブルに陥らなかったこと」
ミネソタ・ティンバーウルブズは現地16日に行われたデンバー・ナゲッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第6戦を制し、シリーズを3勝3敗のタイに戻すことに成功した。
この日のウルブズはタフなディフェンスを展開し、ナゲッツをわずか70点に抑えてみせた。
NBAオールスターガードのアンソニー・エドワーズによると、第6戦の勝因はカール・アンソニー・タウンズがファウルトラブルに陥らなかったことであり、タウンズがファウルトラブルを回避することができればすべての試合に勝つことができるという。
エドワーズは第6戦を終えた後、タウンズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
今日の試合で大きかったのは、フェニックスとのシリーズでも彼(タウンズ)に伝えたように、ファウルトラブルに陥らなかったことだと思う。
それがすべてだ。
僕は機会があるたびに彼に檄を飛ばしてきた。
「くだらないファウルはやめろ」とね。
君たちも見たんじゃないかな。
もしKATがファウルしなければ、僕たちはほぼすべての試合に勝てると思う。
今夜の彼は3ファウルだった。
たったの3ファウルだ。
5ファウルではなかった。
彼には「ファウルしないでくれてありがとう」と伝えた。
なぜなら、彼がファウルすれば僕たちは負けてしまうからね。
ヨキッチに対する最高のマッチアップは彼だ。
彼はヨキッチに対して最高の仕事をするんだ。
ウルブズには今季NBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのルディ・ゴベアがいる。
だが、タウンズはヨキッチを確実に苦しめている。
このシリーズでタウンズがヨキッチにマッチアップしている時、ヨキッチはFG成功率40.9%にとどまっているのだ。
ゴベアがマッチアップした時はFG成功率51.4%、ナズ・リードがマッチアップした時はFG成功率56.5%を記録しているというから、ウルブズがカンファレンスファイナルに進出するためにはタウンズのディフェンスとファウルトラブルが大きな鍵となりそうだ。
なお、タウンズのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
---|---|---|---|
MP | 31 | 36 | 33 |
PTS | 20 | 27 | 14 |
TRB | 4 | 12 | 5 |
AST | 3 | 1 | 3 |
STL | 0 | 1 | 0 |
BLK | 0 | 2 | 0 |
TO | 1 | 2 | 3 |
PF | 5 | 4 | 2 |
FG% | 61.5% (8/13) | 66.7% (10/15) | 57.1% (4/7) |
3P% | 50.0% (2/4) | 60.0% (3/5) | 80.0% (4/5) |
FT% | 50.0% (2/4) | 100% (4/4) | 100% (2/2) |
+/- | +6 | +21 | -32 |
– | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 |
---|---|---|---|
MP | 38 | 38 | 29 |
PTS | 13 | 23 | 10 |
TRB | 12 | 6 | 13 |
AST | 3 | 4 | 5 |
STL | 1 | 2 | 0 |
BLK | 0 | 0 | 0 |
TO | 1 | 2 | 1 |
PF | 3 | 4 | 3 |
FG% | 27.8% (5/18) | 52.6% (10/19) | 40.0% (4/10) |
3P% | 25.0% (1/4) | 40.0% (2/5) | 0% (0/4) |
FT% | 50.0% (2/4) | 50.0% (1/2) | 100% (2/2) |
+/- | +4 | -17 | +25 |