パスカル・シアカムがジェイレン・ブラウンにファウルしなかった理由とは?「モーションに入っていると感じた」
インディアナ・ペイサーズは現地21日に行われたボストン・セルティックスとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナル第1戦を落とし、シリーズを黒星発進とした。
ペイサーズは第4Q残り10秒を切った時点で3点のリードを奪っていたものの、インバウンドパスの際にターンオーバーを犯すと、ジェイレン・ブラウンにコーナーから同点となる3ポイントを決められ、オーバータイムに持ち込まれてしまった。
このシーンについて、「パスカル・シアカムはジェイレン・ブラウンにファウルすべきだった」などといった声もあがっているが、シアカムはなぜファウルしなかったのだろうか?
シアカムによると、彼がブラウンに近づいた時はすでにシュートモーションに入っていると感じたため、フリースロー3本もしくは4ポイントプレイを避けるためにファウルしなかったという。シアカムのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼(ブラウン)の元に少し遅れてたどり着いてしまった。
スクリーンをかけられたからだ。
彼はジャンプしようとしていたから、ファウルしたくなかった。
だが、ファウルしようと思ったが、遅すぎた。
もし機会があればやるべきだ。
ただ、あの時はそう判断した。
彼はシュートモーションに入っていると思った。
だからファウルしたくなかった。
彼はポンプフェイクをした。
タフショットだった。
僕は彼の前に立っていた。
コンテストできたかもしれないが、あれはタフなプレイだった。
もしフリースロー3本を与えていたら、よりイージーに同点にされていただろう。
もし4ポイントプレイを決められていたら、シアカムに対する批判は今回の比ではなかったかもしれない。
ペイサーズにとってタフな敗戦となったが、それと同時に学ぶことが多かった試合になったに違いない。
なお、シアカムのシリーズ第1戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 |
---|---|
MP | 41:58 |
PTS | 24 |
TRB | 12 |
AST | 7 |
STL | 1 |
BLK | 0 |
TO | 2 |
FG% | 52.2% (12/23) |
3P% | 0% (0/2) |
FT% | – |
+/- | +5 |