スペンサー・ディンウィディーがレイカーズ移籍後の自身を振り返る「僕にメリットがあったとは言えない」
ベテランガードのスペンサー・ディンウィディーはトロント・ラプターズからウェイブされた後、ホームチームであるロサンゼルス・レイカーズにミニマム契約で入団した。
ディンウィディーにはディフェンスだけでなくスコアリングによる貢献も期待されていたが、ディフェンスにおいては一定の実績を残したものの、スコアリングについては十分ではなかったと言えるだろう。
ディンウィディー自身もそれを認め、レイカーズでの時間が彼の市場価値を下げたと感じているのかもしれない。
ディンウィディーはレイカーズ移籍後の今季を振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
僕はすごくアンセルフィッシュにプレイし、与えられた役割に徹したと思う。
最善を尽くしてディフェンスしたし、チームの助けになろうと努力した。
良い瞬間もあった。
これからどうなるか見てみよう。
キャリアに関して言うと、必ずしもメリットがあったとは言えない。
僕がいつも担っている役割ではなかったのは確かだしね。
ある程度のディフェンス力を見せることはできたが、多くの人々が僕に他のことを期待しているのは明らかだ。
だから、フリーエージェンシーでどうなるか見てみよう。
僕たちは期待していたような結果を出すことができなかった。
プロとしてどうなのかは分からないが、シーズン終盤にここに来て自分の役割に徹し、このチームの成功を手助けしようとした。
たいていにおいては、それができたと思っている。
ディンウィディーは先日、レイカーズとの再契約を望んでいると明かした。
だが、他のNBAチームからより大きな役割と契約をオファーされれば、おそらく移籍を検討するだろう。
また、レイカーズがディンウィディーに再契約をオファーする可能性も低いと見られている。
いずれにせよ、ディンウィディーにとって来季はNBAキャリアを取り戻す重要なシーズンとなりそうだ。
なお、ディンウィディーのレイカーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 28 | 542 |
MP | 24.2 | 27.8 |
PTS | 6.8 | 13.3 |
TRB | 1.7 | 3.0 |
AST | 2.4 | 5.2 |
STL | 0.5 | 0.7 |
BLK | 0.5 | 0.3 |
TO | 1.0 | 1.7 |
FG% | 39.7% | 41.4% |
3P% | 38.9% | 33.3% |
FT% | 88.0% | 88.0% |