前立腺癌を克服したアロンゾ・モーニング「この病気で怖いのは・・・」
NBAレジェンドのアロンゾ・モーニングは、今年はじめにステージ3の前立腺癌と診断された。
だが、3月中旬に手術を受け、健康を取り戻すことができた。
現在54歳のモーニングは、前立腺癌について次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
この病気で怖いのは、すごく調子が良さそうにしている男性の多くが癌を患っていることに気付いていないということだ。
発見するための唯一の方法は、血液検査とPSA検査を受けることだ。
アメリカには前立腺癌を患っている男性が350万人もいる。
その多くは前立腺癌を患っていることに気付いていない。
僕もそのひとりだったんだ。
家族に前立腺癌を患った者がいるモーニングは、3年前に出席したイベントで人々と話をしたことがきっかけとなり、泌尿器科で定期検診を受けるようになった。
現役時代に腎移植を受け、大病を克服したモーニングは、前立腺癌と知らされた時にショックを受けたという。
ショックだった。
身体はすごく元気だったから、その時の気持ちを言葉で表すことはできない。
最高に調子が良かった。
全力で短距離を走っていたからね。
医師には「君が腎移植を受けたなんて信じられない」と言われたんだ。
モーニングは現在、古巣マイアミ・ヒートで選手育成部門に副代表として働いている。
だが、モーニングはヒートの選手たちの育成だけでなく、定期検診の大切さを広げるべく活動していくだろう。