レブロン・ジェイムスがカイリー・アービングを大絶賛「NBA史上最も才能ある選手」
NBAスターのカイリー・アービングはボストン・セルティックスを離れて以降、常に批判にさらされている。
特にオフ・ザ・コートの言動で批判されがちなアービングだが、ダラス・マーベリックスをNBAファイナル進出に導いたことにより、批判は称賛に変わりつつあると言えるだろう。
そんな中、クリーブランド・キャバリアーズ時代に共にNBAタイトルを勝ち取ったレブロン・ジェイムスがアービングに言及した模様。
ジェイムスによると、アービングはNBA史上最も才能がある選手だという。
ジェイムスはJJ・レディックとのポッドキャストの中で、アービングについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
聞いてくれ。
僕はいつもカイリーのことを「魔法使い」と呼んでいた。
カイリーにコート上でできないことは何もない。
彼が成長し続けているのを見ることができてすごく嬉しいし、誇りに思っている。
それと同時に、僕がもう彼のランニングメイトではないことに腹が立つ。
あの頃のことを覚えている。
カイリー・アービングのような男が究極のワイルドカードとしていることは、(カードゲームの)UNOで毎回ドロー4を持っているようなものだ。
彼の能力を考えるならね。
ウェスタン・カンファレンスファイナルの第1戦を見た。
僕はある時点までスタッツを確認していなかった。
君たちのようにスタッツをつけているわけではないし、解説しているわけでもないからね。
ただ、カイリーはプレイオフのセカンドラウンドシリーズの前半で平均8得点くらいにとどまっていたと思う。
だが、後半は16~20得点だ。
カイリーが第4Qに強いことは君たちも知っていると思うが、前半で必要な時もある。
ただ、ウェスタン・カンファレンスファイナル第1戦の彼を見ると、「ダラスはウェスタン・カンファレンスファイナルを制することができるかもしれない。それだけでなく、ワイルドカードがいるから優勝できるかもしれない」という感じだった。
カイリーへの褒め言葉は数え切れないくらいあるが、結局言葉が見つからない。
彼はNBA史上最も才能ある選手だ。
僕のNBA人生の中で、利き手以上に利き手ではないほうの手でうまくシュートを打つ選手は見たことがない。
カイリーはもし右手の調子が悪ければ、文字通り左手でプレイする。
そのような選手は見たことがない。
彼がレギュラーシーズン終盤のデンバー戦でジョーカー(ニコラ・ヨキッチ)相手に決めたショットを見たかい?
あれは僕が人生を通して見てきた中で最もとんでもないシュートのひとつだ。
彼はただスペシャルなんだ。
ジェイムス擁するレイカーズは以前、アービング獲得を狙っていた。
レイカーズはトレードパッケージにラッセル・ウェストブルックなどを含めてオファーを出したというが、実現には至らなかった。
ジェイムスとアービングが同じNBAチームでプレイする可能性は極めて低くなってしまったが、彼らはこの夏に開催されるパリオリンピックで同じ時間を楽しむことだろう。