ジェイレン・ブラウン「外野の解釈が割り込むのは許されない」
ダラス・マーベリックスを指揮するジェイソン・キッドHCはボストン・セルティックスとのNBAファイナル第1戦を終えた後、ジェイソン・テイタムではなくジェイレン・ブラウンをセルティックスのベストプレイヤーとして挙げた。
キッドHCはただブラウンを称賛しただけだったのかもしれないが、テイタムとブラウンはこれまで比較され続けてきたため、テイタムは「僕たちの間に亀裂を生じさせようとしている」と反応。
ブラウンもキッドHCの発言を快く思わなかったようだ。
ブラウンはキッドHCの発言を受け、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
僕たちは自分たちの役割と仕事にものすごく集中してきた。
全員が犠牲を払わなければならなかった。
ジェイソンはそれを高いレベルでこなさなければならなかった。
僕は彼をリスペクトしている。
今は勝つためにどんなことでもやらなければならない。
外野の解釈が僕たちの間に割り込むことは許されない。
セルティックスはテイタムとブラウンを中心としたチームだ。
だが、今季はクリスタプス・ポルジンギスやジュルー・ホリデー、デリック・ホワイトなど主力の全員がそれぞれの役割を高いレベルでこなし、NBAファイナル進出に貢献した。
テイタムとブラウンの比較論はこれからも続くだろうが、彼らは互いをリスペクトしつつ、チームの勝利を第一に考え続けることだろう。
なお、テイタムとブラウンのNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・テイタム | J・ブラウン |
---|---|---|
G | 15 | 15 |
MP | 40.6 | 36.7 |
PTS | 25.3 | 24.8 |
TRB | 10.4 | 6.1 |
AST | 5.9 | 2.6 |
STL | 1.0 | 1.2 |
BLK | 0.7 | 0.7 |
TO | 2.7 | 2.6 |
FG% | 43.8% | 54.3% |
3P% | 29.9% | 36.6% |
FT% | 83.9% | 61.9% |