ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。

だが、古巣ボストン・セルティックスとのNBAファイナルではタフなディフェンスに苦しめられ、3P成功率は25.0％にとどまっている。

マブスは現地14日に行われたNBAファイナル第4戦を制してスウィープを免れることには成功したものの、マブスが白星を重ねるためにはアービングのさらなるパフォーマンスが不可欠となるだろう。

だが、セルティックスのレジェンドでありNBAのレジェンドであるボブ・クージーは、それは不可能だと感じているのかもしれない。

クージーはNBAファイナル第3戦を終えてセルティックスがタイトル獲得に王手をかけた後、アービングについて次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。

カイリー・アービングはスーパースターではない。

セルティックスはそれを露呈させた。

彼はひどく抑え込まれている。

彼ら（セルティックス）は彼に対し、トラップを仕掛けようともしていない。

1on1で抑え込んでいる。

カイリーは懸命にプレイしているが、それでも彼らは彼のほとんどのプレイを止めているんだ。

彼はもはやスーパースターのカテゴリーにはいない。

どのカテゴリーにいるかを決めるためには、プレイオフで実績を残さなければならない。

95歳ボブ・クージーの願い「最後にセルティックスが18番目のバナーを掲げるのを見たい」

おそらくアービングがクージーの発言を気にすることはないだろう。

アービングは何を言われようと、マブスを勝利に導くために相棒ドンチッチとチームメイトたちをサポートし続けるに違いない。

なお、アービングの今季レギュラーシーズンとNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。

–	RS	FIN
G	58	4
MP	35.0	38.5
PTS	25.6	21.0
TRB	5.0	3.0
AST	5.2	4.0
STL	1.3	0.5
BLK	0.5	0.0
TO	1.8	2.0
FG％	49.7％	43.4％
3P％	41.1％	25.0％
FT％	90.5％	100％