NBAが2019年以降初めて中国でNBAゲーム開催へ
現在フィラデルフィア・セブンティシクサーズでバスケットボールオペレーション部門代表として働いているダリル・モレーは、ヒューストン・ロケッツでゼネラルマネージャーとして働いていた2019年10月に香港で行われていた中国政府に対する抗議活動を支持するツイートをした。
当時の中国ではNBA関連ショップからロケッツのアイテムが姿を消したが、この騒動はそれだけで終わらず、NBAコミッショナーのアダム・シルバーがモレーの言論の自由を支持したことによりNBAと中国のビジネスは停止した。
だが、それから長い年月をかけてNBAと中国の関係は修復された模様。
larrybrownsports.comによると、NBAは来年10月にマカオでブルックリン・ネッツとフェニックス・サンズのプレシーズンゲームを2試合行う予定だという。
モレーの発言が波紋を呼んだ時、レブロン・ジェイムスなど複数のNBAスターがモリーを批判し、グレッグ・ポポビッチやスティーブ・カーなどもモリーを支持しない姿勢を明確にしていた。
また、中国国内ではNBAの幹部の「中国を起こらせたくない」という音声が流出したこともあり、NBAと中国の関係は修復へ向かっていた。
中国で来年10月に開催されるプレシーズンゲームをもって、NBAと中国のビジネスは本格的に再開することになりそうだ。