タイロン・ルーHCが試合再開にあたり「人々を笑顔にできたら」
ロサンゼルス・クリッパーズは現地13日、ホームでシャーロット・ホーネッツと対戦する。
山火事の影響が拡大すれば延期になる可能性があるというが、現時点では予定通り行われる見込みだ。
そんな中、クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCが、ロサンゼルスの状況に言及した模様。ルーHCのコメントをbasketnews.comが伝えている。
これはおそらく僕が関わってきた中で最大の惨事だ。
家族や人々は家を失い、仕事を失い、愛する人を失った。
かなり悲惨だ。
彼らの気持ちを理解するのは本当に難しい。
僕の手には負えない。
NBAは現状を認識しているし、何をすべきかよく理解していると思う。
(延期するか否かは)彼らが決定する。
彼らはカリフォルニアが難しい状況にあることを知っているし、現状を理解している。
明日試合が再開することにより、少しでも喜びや団結をもたらせたらと思う。
この難しい時期に、人々の顔を少しでも笑顔にできたらと願っている。
クリッパーズではカワイ・レナードが家族に付き添うためにチームを一時離脱した。
その他ロサンゼルス・レイカーズのJJ・レディックHCの家やゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCの実家が全焼するなど、被害を受けたNBA関係者も数多くいるという。
明日試合が予定通り行われれば、クリッパーズの選手たちはロサンゼルスの人々を笑顔にすべく最高のパフォーマンスを見せてくれるに違いない。