マブスに試合放棄の可能性が浮上

選手の怪我による離脱が相次いでいるダラス・マーベリックスは、現地14日のヒューストン・ロケッツ戦に9選手で臨んだ。
だが、試合中にガードのダンテ・エクサムが手を骨折して離脱。
これによりマブスでプレイできる状態にあるのはわずか8選手となってしまった。
larrybrownsports.comによると、マブスはあと1人離脱した場合、NBAが定める最低8選手という要項を満たすことができなくなってしまうため、試合放棄を余儀なくされる可能性があるという。
マブスの8選手の中には2ウェイ契約のケスラー・エドワーズとブランドン・ウィリアムスも含まれている。
2ウェイ契約の選手が出場できるのは最大50試合であるため、エドワーズはあと3試合、ウィリアムスはあと6試合しか出場できない。
つまり、早ければ現地24日のブルックリン・ネッツ戦で健康な選手が8人を下回るため、試合放棄を余儀なくされる可能性がある。
マブスはサラリーキャップの制約により現地4月10日まで新たな選手を加えることができない。
そのため、試合放棄を避けるためにはネッツ戦までに今いる選手たちが健康を維持し、かつ負傷離脱している選手が少なくとも1人復帰しなければならない。
マブスにとって厳しい戦いが続くが、一方でウェスタン・カンファレンス10位のマブスを1.5ゲーム差で追っているフェニックス・サンズにとっては朗報と言えそうだ。