ニコ・ハリソンGM「僕は良い仕事をしてきた」

ダラス・マーベリックスは2月のトレードでNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチを放出した。
このトレードを立案し、交渉を進めたのは、ゼネラルマネージャーのニコ・ハリソン。
マブスファンから愛されていたドンチッチをトレードしたことにより、ハリソンGMには今も批判の声が飛んでいるが、ハリソンGMは騒動がこれほど大きくなるとは思っていなかったのかもしれない。
ハリソンGMはドンチッチのトレードについて、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
マーベリックスのファンにとってルカがどれほど大切な存在なのかは分かっていた。
だが、どれほど大切かはよく分かっていなかった。
ただ、コートにカイリー(・アービング)、クレイ(・トンプソン)、PJ(・ワシントン)、アンソニー・デイビス、(デレック・)ライブリーがいれば、チャンピオンを狙えるチームになると考えた。
かなり高いレベルで勝っていただろうし、そうすれば世間の批判も収まっただろう。
残念ながらそうならなかったから、今も騒動が続いている。
僕はここで本当に良い仕事をしてきたと思う。
今季は怪我があったから、評価対象にはならないと思う。
最初から最後まで、全体的に見て評価しなければならない。
(オーナーのパトリック・デュモントとは)本当に良い関係を築いている。
そこにリック(・ウェルツCEO)が加われば、我々のリーダーシップは一流だ。
我々は来季、タイトルを争うだろう。
怪我により長期離脱を余儀なくされたアービングは、うまくいけば来年1月に復帰できるとされている。
アービングの来季の契約や4396万ドルのプレイヤーオプションとなっているが、アービングがオプションを行使するか破棄するかはまだ分かっていない。
だが、ハリソンGMはアービングが来季もマブスのユニフォームを着てプレイすることを確信しているという。
カイリーがどうするかについて話すのはまだ早い。
ただ、彼は来季もマーベリックスの一員だと思う。
もしマブスがNBAタイトルを獲得することができれば、ハリソンGMに対する批判は称賛に変わるだろう。
だが、簡単なことではない。
果たしてハリソンGMはこのオフシーズン中にどう動き、NBAタイトルを狙えるチームを構築するのだろうか?