JJ・レディックHC「ワイドオープンの3ポイントを外したことが問題だった」

シーズン中のトレードでルカ・ドンチッチを獲得したロサンゼルス・レイカーズには、NBAタイトル獲得の期待がかかっていた。
だが、ミネソタ・ティンバーウルブズのフィジカルなプレイに太刀打ちできず、ファーストラウンドで敗退。
指揮官のJJ・レディックHCは絶対に負けられない第5戦でセンターのジャクソン・ヘイズを起用せず、スモールラインナップで対抗しようとしたが、ルディ・ゴベアにNBAプレイオフキャリアハイとなる27得点、24リバウンドを許してしまった。
レディックHCはファーストラウンド敗退が決定した後、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
失望と感謝の気持ちが常に入り混じっている。
もちろん失望している。
このチームがこのような状況になるなんて思っていなかった。
ファーストラウンドで敗退し、ロッカールームで選手たちに話をしなければならないなんて、考えてもいなかった。
第4Qは素晴らしいプレイをしたと思う。
ショットが入らなかっただけだ。
このシリーズの第4Qでは、我々の3ポイントは52本中12本だった。
それに加え、ミネソタとの2試合では得点機会がマイナス12、マイナス13、そして今夜は差が20あった。
(センターの起用について)常にトレードオフがある。
「センターを起用しよう」と言うことはできる。
だが、そうするとスコアリングできなかった。
つまり、何かを得れば何かを失う。
だが、第4戦は勝負できる状況だった。
第4Qでチャンスが3回あったのに、あと一歩届かなかった。
繰り返すが、特に今夜はワイドオープンの3ポイントを外してしまったことが問題だった。
リム周辺でも何本か外した。
良い形をつくることはできていた。
そう語ったレディックHCだが、NBAプレイオフでは結果を残すことができなかったものの、1年目のヘッドコーチとしては十分すぎるくらいチームをまとめたと言えるだろう。
レディックHCはオフシーズンを通して計画を立て、チームを飛躍させるに違いない。
なお、ファーストラウンド第5戦のチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | MIN | LAL |
---|---|---|
PTS | 103 | 96 |
TRB | 54 ORB:18 DRB:36 | 37 ORB:8 DRB:29 |
AST | 25 | 24 |
STL | 8 | 5 |
BLK | 5 | 1 |
TO | 11 | 15 |
FG% | 40.4% (36/89) | 42.3% (33/78) |
3P% | 14.9% (7/47) | 29.7% (11/37) |
FT% | 72.7% (24/33) | 76.0% (19/25) |