NBAレジェンドのコービー・ブライアントは、ゲーム中だけでなく練習中も激しい闘争本能を発揮していた。

シャキール・オニールをはじめチームメイトたちと衝突することも少なくなかったというが、元ロサンゼルス・レイカーズのリック・フォックスによると、ブライアントからのリスペクトを勝ち取るためには彼と喧嘩しなければならなかったという。

フォックスはブライアントとの時間を振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。

コービー、彼とは喧嘩しなければならなかった。

コービーにチャレンジしない限り、彼からのリスペクトを勝ち取ることはできなかった。

文字通り喧嘩だ。

フィジカルな喧嘩だ。

彼とは練習中に何度も喧嘩した。

だが、あれは彼なりのバスケットボールへの愛情表現だった。

もし彼相手に引き下がらなければ、彼は君をリスペクトする。

ただ、多くの人々はそれを理解していなかった。

なぜなら、相手はあのコービー・ブライアントだからね。

もし彼にチャレンジされたら、萎縮してしまうのが自然だよね？

リーグに来たばかりの若手ならなおさらだ。

だが、それが彼のやり方だった。

マイケル・ジョーダンと同じだ。

彼らにとって、それが塹壕の中で信頼し合えるかどうかを試す方法だったんだ。

「うまくいかなければ怯んで逃げるのか？それとも一緒に戦うのか？もし僕と一緒に戦えないなら・・・」という感じさ。

彼らは自分を「このジャングルで最も大きく、獰猛な獣」だと思っていた。

「僕の背中を預けられるのか？」、「どうやって守ってくれるのか？」を試していたんだ。

これまで多くの現役選手とNBAレジェンドたちがブライアントの激しい闘争本能を明かしてきた。

彼らはマンバメンタリティを受け継ぎ、次の世代に伝えていくに違いない。