ジェイソン・キッドがスポーツマンシップ賞を受賞
ニューヨーク・ニックスでポイントガードとして活躍したベテラン選手、ジェイソン・キッドがスポーツマンシップ賞を受賞した。
キッドが同賞を受賞するのは2年連続。
これまでにキッドと同期のグラント・ヒルが複数回受賞しているが、2年連続での受賞はキッドが初となる。
スポーツマンシップ賞は、チャリティ活動に力を入れているNBA選手やフェアプレイに徹しているNBA選手に贈られる賞だ。
コート外で世間を騒がせたこともあるキッドだが、さすが40歳のベテランともなると落ち着いてきたのかもしれない。
ちなみに、スポーツマンシップ受賞者には“ジョー・デュマース・トロフィー”が贈られる。
トロフィー名は、かつてデトロイト・ピストンズで活躍したNBAレジェンドのジョー・デュマースから来ており、初年の受賞者がデュマースだった。
キッドは若者の育成、そして多くの若者たちが人生で成功できるよう、自身で“ジェイソン・キッド基金”を設立。
今回の受賞で、ジェイソン・キッド基金にはNBAから10,000ドルの寄付金が贈られることになった。
スポーツマンシップ受賞候補選手として、ルオル・デン(シカゴ・ブルズ)、ステフェン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、マイク・コンリー(メンフィス・グリズリーズ)、ニック・コリソン(オクラホマシティ・サンダー)、ジャミーア・ネルソン(オーランド・マジック)の名が挙がっていた。
各選手ともそれぞれ慈善団体を設立しており、各団体にはNBAから5,000ドルが贈られる。
キッドはMr.トリプルダブルの異名を持ち、トリプルダブル数でNBA歴代3位となる107回を記録。
5位はラリー・バード(59回)、4位はウィルト・チェンバレン(78回)、2位はマジック・ジョンソン(138回)、1位はオスカー・ロバートソン(181回)となっている。
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