レイカーズのミッチ・カプチャックGM FA選手獲得失敗について語る
ロサンゼルス・レイカーズは、どの時代もNBAを代表するスーパースターを擁し、トップクラスの成績を収めてきた。
マジック・ジョンソンやカリーム・アブドゥル・ジャバー、ジェリー・ウェスト、シャキール・オニールといったトップクラスのスーパスターを擁してきたレイカーズは、多くの選手を魅了するチームのひとつだ。
だが、ここ数年の低迷により、レイカーズの魅力は薄れつつあるのかもしれない。
このオフにFAとなったレブロン・ジェイムスやカーメロ・アンソニー、ケビン・ラブら大物FA選手がレイカーズの歴史に加わることはなかった。
ジェイムスはホームのクリーヴランド・キャバリアーズへ復帰し、アンソニーはニューヨーク・ニックス残留を決断。
レイカーズ移籍の可能性が噂されていたラブはジェイムスの勧誘もあり、キャブスへ移籍したのだ。
レイカーズのゼネラルマネージャーを務めるミッチ・カプチャックは、このオフシーズンについて次のように話している。
「1人もしくは2人の獲得は現実的じゃないと感じてた。でもトライしなければわからない。我々は2人(ジェイムスとアンソニー)を獲得するために全力を尽くしたんだ」
カプチャックGMとレイカーズのビジネス部門上級副社長を務めるティム・ハリスは、ジェイムスのエージェント、リッチ・ポールと話し合うため、一晩かけてクリーヴランドまで向かった。
その前日にはアンソニーをレイカーズの施設に招き、2時間半をかけて口説いた。
その甲斐むなしく、2人の大物FA選手がレイカーズとの契約を決断することはなかったのだが、カプチャックGMは契約できなかったことについて次のようにコメントしている。
「我々の関係はより親しくなった。だが、親しくなることは重要じゃないんだ」
昨年夏にはドワイト・ハワードがわずか1年でヒューストン・ロケッツへ去り、このオフにはパウ・ガソルがシカゴ・ブルズへ移籍。
レイカーズにとって、このオフシーズンのチャレンジは失敗に終わったと言っても過言ではないだろう。
だが、カプチャックGMは大物FA選手の獲得へ向けたアプローチ手法を変えるつもりはないという。
来年夏には大物FA選手を獲得できるだけのキャップスペースが生まれるため、再建を誓うレイカーズは再び大物FA選手の獲得に動くこととなるはずだ。
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