開幕戦から先発起用されていたクリーヴランド・キャバリアーズのディオン・ウェイターズは、4戦目から先発を外されている。

だが、今季からキャブスを率いるデイビッド・ブラットHCは、ウェイターズに先発から外されたと考えてもらいたくないという。ブラットHCのコメントをbasketballinsiders.comが伝えている。

「彼（ウェイターズ）は自分自身のことを“セカントスターター”として考えるべきだ。私は“ベンチプレイヤー”という言葉が好きじゃない。なぜなら、彼のことをベンチプレイヤーとは思ってないからね」

「彼は重要な時間帯でプレイする選手。私にとって、彼がスターターかどうかは重要じゃない。勝負を分ける時間帯にプレイすることが重要なんだ」

一方のウェイターズは、アナリストらの批判についてこう話している。

「彼ら（アナリスト）は非難する誰かを見つかなきゃいけないからね。俺はこれまでも指を指され続けてきた。でものし上がって、自分のゲームをする方法を見つけてきたんだ」

「やらなきゃいけないことは何でもやる。チームが良くなるためならなんだってするさ。先発だろうと、ベンチだろうと、給水係だろうと関係ない。チームが良くなるなら何でもやる」

ブラットHCの言葉は単なる言い回しのようにも聞こえるが、ウェイターズは自身の役割を理解しつつあるようだ。

なお、ウェイターズは今季5試合に出場し、平均25.8分のプレイで9.4得点、1.2リバウンド、1.0アシスト、FG成功率35.4％、3P成功率37.5％を記録。

3P成功率を除いては、すべての部門で昨季より数字を落としている。