マイアミ・ヒートはベテラン・ポイントガードのジャミール・ネルソン獲得を狙っていると噂されているが、フェニックス・サンズがゴーラン・ドラギッチの放出を匂わせていることが分かると、照準をドラギッチに合わせたようだ。the Miami Heraldが伝えている。

また、the Miami Heraldによると、ヒートはオクラホマシティ・サンダーのレジー・ジャクソンのトレード獲得にも興味を示しているという。

ドラギッチをトレードで獲得するため、ルオル・デンとマリオ・チャルマーズ、そして将来のドラフト1位指名権を放出する可能性があるとも伝えられているが、ひとつ問題がある。

それは、突如として現れたニュースター、ハッサン・ホワイトサイドとの契約だ。

ドラギッチをトレードで獲得し、夏に再契約を結ぶ場合、ヒートはそれなりの契約を提示しなければならない。

だが、ホワイトサイドと2016年に再契約するためには、キャップスペースに余裕を持たせておかなければならないだろう。

現在のところ、ロサンゼルス・レイカーズがドラギッチにマックス契約を提示すると見られているため、ヒートがマックス契約を提示しなければ、ドラギッチにわずか半年でチームを去られてしまう可能性もある。

ヒートは難しい決断を迫られることになりそうだ。