トム・ティボドーHCとシカゴ・ブルズのフロントオフィスの間に大きな溝があることは有名な話だ。

これまでにもティボドーHCの解任が噂されてきたが、ティボドーHCはブルズをプレイオフ進出へ導き続け、今季のプレイオフ進出も決定した。

だが、マイケル・ジョーダン時代に3連覇を2度達成したブルズが目指しているものは、プレイオフ進出ではない。

あくまでタイトル奪取だ。

ティボドーHCは選手を酷使することで知られるが、それにより負傷者が続出してしまうという問題がこれまでにも議論されてきた。

ブルズのフロントオフィスも痺れを切らしたのか、ESPN.comによると、ティボドーHCを今季終了後に解雇する可能性があるという。

もちろん噂の範疇に過ぎない。

とは言え、もしプレイオフでこれまで以上の結果を残すことができなければ、ティボドーHC解任論は再び熱を帯びることになるだろう。

一方で、結果を残せたとしても、デンバー・ナゲッツ時代のジョージ・カールやゴールデンステイト・ウォリアーズ時代のマーク・ジャクソンのように解雇される可能性もある。

ただ、ティボドーHCのキャリアを考えると、ヘッドコーチとしての仕事に困ることはないはずだ。