ディアンドレ・ジョーダンはFA交渉時にダラス・マーベリックスと契約合意に至ったものの、その後に心変わりし、ロサンゼルス・クリッパーズと再契約した。

これがきっかけとなり、今年のFA交渉ではモラトリアム期間が短縮される運びとなったが、モラトリアム期間の短縮は今年のみに適用されるのかもしれない。

リーグのコミッショナーを務めるアダム・シルバーにBasketballInsiders.comの記者が質問したところ、次のような返答をもらったという。

記者：
「モラトリアム期間の変更はCBAでこれからも続く？」

アダム・シルバー：
「いや、この7月」

I asked Commissioner Adam Silver if the moratorium change is for perpetuity of the current CBA? Nope, just this July

— Eric Pincus (@EricPincus) 2016年3月23日

今年のみとしているのは、おそらく今年のモラトリアム期間短縮は試験的な意味合いであり、状況に応じて今後の対応を決めていくということなのだろう。

とはいえ、これまで経緯からみると、モラトリアム期間の短縮は来年以降も導入される可能性が高いかもしれない。