ウォリアーズのジョー・ラコブ「マイケル・ジョーダンに73勝は意味ないと言われた」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは昨季、レギュラーシーズン73勝というNBA記録を樹立した。
勢いそのままに、クリーヴランド・キャバリアーズとのファイナルでも3勝1敗と王手。
だが、キャブスに歴史に残る逆転優勝を許し、ウォリアーズの連覇はならなかった。
それから数カ月後、団体契約交渉後にNBAチームのオーナーたちとディナーを楽しんだゴールデンステイト・ウォリアーズのジョー・ラコブは、シカゴ・ブルズで72勝の原動力となり、現在はシャーロット・ホーネッツのオーナーを務めるマイケル・ジョーダンに次のように言われたという。thescore.comが伝えている。
「団体契約が合意した際、私はニューヨークでマイケル・ジョーダンや他のオーナーたちと夕食を摂った。ディナーに出席したオーナーは6人。(キャブスの)ダン・ギルバートも出席した。酒を飲んで楽しい時間を過ごしてたんだけど、マイケル・ジョーダンが『73勝は意味がない』と言ったんだ。私は彼を見て、事を大きくしないことにした。だから私はこう返したんだ。『君が正しいよ。我々は勝てなかった。もっと良くならないと』とね」
「私は正直でいなければならない。プレイヤーたちはもっと傷ついた。いかなるスポーツで見たことがない素晴らしい一年だったと私は思う」
「驚くような一年だったし、信じられない一年だった。ゴルフをする時、私は73と記された帽子をかぶる。私の中に残る小さな記憶のひとつさ。みんな「優勝できなかったね」と言う。だけど、あれは今でも信じられないような一年だったし、私は決して忘れないだろう。我々は誇りに思うべきだ」
オーナーたちとの楽しいディナータイムを過ごしていたラコブだったが、ジョーダンの一言によって屈辱的な時間に変わったことだろう。
今季のウォリアーズは昨季のリベンジに燃えているに違いない。
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