NBAオールスターポイントガードのジャ・モラントがオフ・ザ・コートの問題で大炎上している裏で、元NBA選手のケンドリック・パーキンスも炎上している。

パーキンスは先日、ジョエル・エンビードではなくニコラ・ヨキッチがMVPを受賞していることを受け、「MVP投票の有権者の80％は白人のアメリカ人だ」と差別を示唆。

その後問題のツイートを削除したものの、批判の声は日々大きくなっている。

そんな中、TNTでNBAアナリストとして働いているチャールズ・バークレーが、パーキンスの問題に言及した模様。

バークレーによると、ESPNの番組では以前から炎上を狙った発言があるという。バークレーのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。

僕はいつもESPN病と言っている。

番組に出演する多くの男たちは、「僕はESPNにいる。何か挑発するようなことを言わなければならない」という感じさ。

ESPNはそのことを分かっている。

彼らは常に愚かな男たちを番組に出演させているんだ。

君たちに約束する。

僕は注目を浴びるためだけの発言をしたことは一度もない。

僕が正しいとか間違っているとか言っているわけではないよ。

「これに人々が反応し、炎上するだろう」と思って発言したことは一度もない。

人種問題は本当に繊細だ。

なぜなら、ピュアな心を持つ人間はほとんどいないからね。

人種については、公平で正直である限り、どんなことでも言える。

だが、この状況で（ヨキッチを）中傷するのは本当に最低だ。

バークレーによると、NBAの歴史を振り返ってみると、ここ36年間で白人選手がMVPを受賞したのはわずか5回のみであり、それがパーキンスが間違っていることを証明しているという。

一方、パーキンスはまだ非を認めていない。

これまでカイリー・アービングなどNBA選手たちを痛烈に批判してきたが、間違った一言で逆に痛烈に批判される立場となったパーキンス。

果たして彼はこの問題にどう対処するのだろうか？