スティーブン・ジャクソン「グレッグ・ポポビッチにプロの仕事を教えてもらった」
キャリアのうち3シーズン半をサンアントニオ・スパーズで過ごしたスティーブン・ジャクソン。
2003年には主力のひとりとしてスパーズをタイトル獲得に導いたジャクソンだったが、その後に起きたNBA史上最悪とも言われるパレスの騒乱の当事者となると、荒い気性が収まることはなく、2006年には発砲事件を起こすなど、問題児として扱われた。
だが、スパーズ時代にグレッグ・ポポビッチHCから教わったことは、今もジャクソンの中に残っているようだ。ジャクソンのコメントをthescore.comが伝えている。
「彼(ポポビッチHC)はNBAがプロであり、仕事であるということを俺に分からせてくれた。だから、体育館に毎日行かなきゃいけなかった。仕事だから。もっと良くなるために行った。自分の周りの男たちを良くするためでもあるよね。つまり、自分だけのことじゃないんだ」
「俺はたくさんのNBAチームに所属した。ポップのように準備を怠らないチームは他になかったよ。どのチームもスカウティングレポートにはどの選手が良かったか、もしくはそうじゃなかったかが書かれてた。だけど、スパーズのスカウティングレポートには本当に細部まで書かれてたんだ」
この周到な準備とプロ意識の高さこそ、ポポビッチHC率いるスパーズが常にトップクラスのチームである理由なのだろう。
なお、ジャクソンは現在、BIG3リーグにプレイヤーとして出場している。
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