昨季中のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに加わったトバイアス・ハリスは先日、シクサーズと5年1億8000万ドルの契約で合意した。

一方、シクサーズは4度のオールスター出場を誇るジミー・バトラーとベテランシューターのJJ・レディックを失うことになったわけだが、これによってハリスにはよりスコアリングでの貢献が求められるだろう。

ハリスもそれを理解し、準備を進めているようだ。

ハリスは自身の役割について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

「そういう（スコアリング）のエネルギーを持って、来季に入ることができる。自分のゲームを改善し、自分のゲームの違う面も見せることができる。異なるシチュエーションでボールを持つことになるだろうね。その準備をしてる。その準備をするため、夏を通してトレーニングしてるんだ」

来季のシクサーズは、クラッチタイムでハリス、ベン・シモンズ、ジョエル・エンビードにボールを託すことになるだろう。

昨季はキャリアベストのパフォーマンスを見せ、ますますの成長が期待されるハリス。

これまで移籍を繰り返してきただけに、シクサーズで実績とレガシーを残してもらいたい。

なお、昨季のハリスはロサンゼルス・クリッパーズとシクサーズでレギュラーシーズン82試合に出場し、平均34.7分のプレイで20.0得点（キャリアハイ）、7.9リバウンド（キャリアハイ）、2.8アシスト（キャリアハイ）、FG成功率48.7％（キャリアハイ）、3P成功率39.7％を記録。

キャリア8年を通してミルウォーキー・バックス、オーランド・マジック、デトロイト・ピストンズ、クリッパーズ、シクサーズでレギュラーシーズン通算546試合に出場し、平均30.4分のプレイで15.4得点、6.0リバウンド、1.9アシスト、FG成功率47.1％、3P成功率36.4％を記録している。