FAになったジミー・バトラーは先日、マイアミ・ヒートと契約した。

バトラーは現地6月30日、ヒートとのFA交渉に臨み、バトラー獲得を狙うヒートは球団社長のパット・ライリーを中心に4時間のプレゼンテーションを行ったという。

その後、バトラーは他のチームとのFA交渉を予定したものの、すべてをキャンセルし、ヒート移籍を決断。

この時、バトラーはシカゴ・ブルズで共にプレイし、昨季限りで現役を引退したドウェイン・ウェイドの言葉を思い出していたのかもしれない。

バトラーは当時を振り返り、次のようにコメント。The Miami Heraldが伝えている。

「彼（ウェイド）はいつもこう言ってたんだ。『（ヒートは）君の場所になるだろう』、『君のようなタイプの男、君が持ってるメンタリティは、ヒートの文化にフィットする』とね」

今後、ヒートはバトラー中心のチームに生まれ変わり、バトラーをサポートするプレイヤーを揃えていくことになるだろう。

偉大なスーパースターであるウェイドは現役を退いたが、バトラーを中心として新たなスタイルを構築していくに違いない。

なお、昨季のバトラーはミネソタ・ティンバーウルブズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズでレギュラーシーズン65試合に出場し、平均33.6分のプレイで18.7得点、5.3リバウンド、4.0アシスト、1.9スティール、FG成功率46.2％、3P成功率34.7％を記録。

キャリア8年を通してブルズ、ウルブズ、シクサーズでレギュラーシーズン通算523試合に出場し、平均32.9分のプレイで16.7得点、4.9リバウンド、3.5アシスト、1.6スティール、FG成功率45.4％、3P成功率34.1％を記録している。