デトロイト・ピストンズは昨季、2015-16シーズン以来となるプレイオフ出場を果たした。

だが、ファーストラウンドでミルウォーキー・バックスにスウィープされ、無念の敗退。

プレイオフに進出した2015-16シーズンはクリーブランド・キャバリアーズに、2008-09シーズンもキャブスにスウィープされ、プレイオフで白星を飾ることができずにいる。

この状況に、ピストンズのレジェンドであるチャウンシー・ビラップスも苛立ちを感じているのかもしれない。

ビラップスは古巣ピストンズに期待しつつ、次のようにコメント。the Detroit Free Pressが伝えている。

「すべてがまとまって、どう機能するのか見る必要がある。ただ、それを見ることはできるだろう。ピストンズがすごく良くなってるチームのひとつだと、私は言うことはできない。もしかしたら少し良くなってるのかもしれないね。ピストンズにはそこから飛び出してほしいし、発破をかけてほしい。私のピストンズについて人々が私に話すことに、私はうんざりしてるんだ」

2001-02シーズンから2007-08シーズンまで連続でプレイオフに出場し、いずれもカンファレンスセミファイナル以上に進出、2003-04シーズンにはタイトルを獲得したピストンズ。

その面影はなくなってしまったが、ビラップスをはじめ、ピストンズファンは当時の再来を期待していることだろう。

デリック・ローズ、マーキーフ・モリス、トニー・スネルらが新たに加わったピストンズには、当時を彷彿とさせるパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。