スコット・ブルックスHC ブラッドリー・ビールは「休みたがらなかった」
ワシントン・ウィザーズは昨季、32勝50敗、イースタン・カンファレンス11位で終えた。
オールスターポイントガードのジョン・ウォールが離脱するというアクシデントにも見舞われ、厳しい時間を送ったウィザーズ。
プレイオフに進出が確定した、もしくはプレイオフ進出を逃すことが確定した場合、スタープレイヤーに休養を与えることが多い。
健康な状態で来季、もしくはプレイオフを迎えるためだ。
しかし、スコアラーのブラッドリー・ビールは全82試合に出場。
ウィザーズを指揮するスコット・ブルックスHCはビールに休養を提案したものの、ビールはそれを良しとしなかったようだ。
当時を振り返り、ブルックスHCは次のようにコメント。nbcsports.comが伝えている。
「(プレイオフに進出できないことが)かなり早く決まった。だから、『ブラッド、君が2年間を通して私にもたらしてくれたすべてに感謝してる。今季はプレイオフに進出できない。最後の数週間はゆっくりして休みたい海外?』と聞いたのさ。彼に『俺はこのチームのリーダーになるため、毎晩プレイするために契約したんだ』と言われたよ。彼は毎試合プレイしたがってたんだ」
ウォールだけでなく、ビールまで欠場するとなると、会場を訪れたファンはひどく落胆したことだろう。
ビールの去就はまだ不透明だが、チームとファンのために全力を尽くすビールをブルックスHCは頼もしく感じているに違いない。
なお、昨季のビールはレギュラーシーズン82試合に出場し、平均36.9分のプレイで25.6得点(キャリアハイ)、5.0リバウンド(キャリアハイ)、5.5アシスト(キャリアハイ)、1.5スティール(キャリアハイ)、FG成功率47.5%、3P成功率35.1%(キャリアワースト)を記録。
キャリア7年ではレギュラーシーズン通算488試合に出場し、平均34.4分のプレイで19.8得点、3.9リバウンド、3.7アシスト、1.1スティール、FG成功率45.2%、3P成功率38.4%を記録している。
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