カーメロ・アンソニー「引退の準備をしてた」
ポートランド・トレイルブレイザーズの一員として約1年ぶりにNBAゲームに復帰したカーメロ・アンソニーは、素晴らしいパフォーマンスを見せている。
プレイヤー・オブ・ザ・ウィークにも選出され、周囲の評価を覆す活躍を続けているアンソニー。
だが、もしブレイザーズからオファーがなければ、アンソニーがNBAゲームに復帰することはなかったのかもしれない。
アンソニーによると、ブレイザーズと契約できなければ現役を引退していたという。アンソニーのコメントをESPNが伝えている。
「準備してた。ゲームから離れる準備をしてた。もし適切な状況がやってこなければね」
「引退の準備をしてた。厳しかった。でも、『俺はこのゲームにたくさんのことをもたらした。15、16年プレイした。諦める準備をしてる。なぜなら、バスケットボールの観点から、そういう物語がすでにあったからね』」
そう話すアンソニーだが、ブレイザーズとの契約は1年で満了するため、来年夏には再びFA交渉に臨まなければならない。
NBAキャリアを続けるには、今のパフォーマンスを維持したいところであろう。
現時点で引退を考えておらず、キャリア続行を望んでいるというアンソニー。
残りのシーズンで有用性を証明し、次の契約につなげてもらいたい。
なお、今季のアンソニーは6試合に出場し、平均30.7分のプレイで17.7得点、6.0リバウンド、2.2アシスト、0.7スティール、FG成功率46.2%、3P成功率37.0%を記録。
キャリアを通してデンバー・ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ブレイザーズでレギュラーシーズン通算1070試合に出場し、平均35.8分のプレイで24.0得点、6.5リバウンド、3.0アシスト、1.0スティール、FG成功率44.9%、3P成功率34.7%を記録している。
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