ダニー・グリーン「アンソニー・デイビスはティム・ダンカンのヤングバージョン」
ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンは、キャリアを通して多くのビッグマンたちと共にプレイしてきた。
その中でも特別なのは、殿堂入り候補であるティム・ダンカンであろう。
その経験からか、グリーンはアンソニー・デイビスの中にダンカンを見ているのかもしれない。
グリーンはダンカンとデイビスについて次のようにコメント。The Ringerが伝えている。
「ティムはディフェンスを簡単にしてくれた。楽させてもらったよ。何も言う必要がなかった。(ピック&ロールを仕掛けられた際に)俺たちはいつスイッチするのか分かってた。どうやってコールするのか分かってた。ティムが上がり、俺は彼がついてた相手についた。逆も然りさ」
「他のビッグマンたちとのプレイがどれほどタフなのか、俺は分かってる。サージ(・イバカ)はかなり良い。マーク(・ガソル)も素晴らしい。ただ、コミュニケーションに違いがある。ドワイト(・ハワード)やジャベール(・マギー)も同じ。違いがある。今も彼らについて学んでるところ。だけど、彼らはすごくアスレチックだし、リムを簡単に守ってくれてる。俺の仕事をより簡単にしてくれてるんだ」
「ADは高いIQを持つグッドコミュニケーター。ピック&ロール時の俺と彼は、俺たちにとってすごく良いシナリオになってる。なぜなら、彼はスイッチできるからね。彼はティムのヤングバージョン、よりアスレチックなバージョンさ」
グリーンがルーキーとしてサンアントニオ・スパーズに入団した時、ダンカンは34歳だった。
デイビスは現在26歳であり、これから全盛期を迎えようとしているだけに、グリーンはダンカンのヤングバージョンに大きな期待を寄せ、頼もしく思っていることであろう。
なお、今季のデイビスは49試合に出場し、平均34.7分のプレイで26.7得点、9.5リバウンド、3.3アシスト、1.5スティール、2.5ブロックショット、FG成功率50.9%、3P成功率32.3%、フリースロー成功率84.5%(キャリアハイ)を記録。
キャリアではレギュラーシーズン通算515試合に出場し、平均34.6分のプレイで24.0得点、10.4リバウンド、2.2アシスト、1.4スティール、2.4ブロックショット、FG成功率51.6%、3P成功率31.6%、フリースロー成功率80.1%を記録している。
コメントを残す