ヤニス・アンテトクンポ「俺のゲームはパワーだけじゃない」
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンは先日、「ただ走るだけの7フィートのダンクする男になりたい」などと、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポを批判するかのようなコメントを発した。
ハーデンからの批判に対し、アンテトクンポが反応した模様。
アンテトクンポはハーデンをディスることなく、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「俺のゲームは間違いなくパワーだけじゃない。パワーが必要なこともある。ベストプレイヤーのひとりであるレブロン(・ジェイムス)、マイケル・ジョーダン、コービー(・ブライアント)のようなプレイヤーたち。シャック(シャキール・オニール)のようなプレイヤーたちはすごくフィジカルなプレイをしてた。ペイント内で存在感を確立してた。ただ、俺は自分のゲームに取り組んでる。ミッドレンジショット、3P、より速いスクリーン&ロール、適切なパスに取り組んでるんだ」
アンテトクンポによると、フルスピードのドライブからコーナーへの正確なパスは難しく、現在主に取り組んでいるという。
どんな批判にも対処でき、常にチームと自身の成長を考えているアンテトクンポ。
アンテトクンポが課題に挙げたプレイをマスターした時、さらに手のつけられないモンスターとなるであろう。
なお、今季のアンテトクンポは53試合に出場し、平均30.8分のプレイで29.7得点(キャリアハイ)、13.7リバウンド(キャリアハイ)、5.8アシスト、1.0スティール、1.1ブロックショット、FG成功率55.3%、3P成功率31.7%、フリースロー成功率62.2%(キャリアワースト)を記録。
キャリアではレギュラーシーズン通算518試合に出場し、平均32.5分のプレイで19.9得点、8.8リバウンド、4.3アシスト、1.2スティール、1.3ブロックショット、FG成功率52.6%、3P成功率28.7%、フリースロー成功率72.3%を記録している。
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