ヤニス・アンテトクンポ「バスケはやってない」
不透明なシーズン再開へ向け、NBAプレイヤーたちは自宅で調整を続けている。
チームの練習施設が封鎖されているため、選手たちは自宅にある器具を使ってトレーニングを続けているという。
中には自宅にバスケットボールの設備一式があり、シュート練習などに取り組んでいる選手もいるであろうが、昨季MVPのヤニス・アンテトクンポはバスケットボールの練習に取り組めずにいるようだ。
アンテトクンポは現状について次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「フープにはアクセスしてない。家にコートがあるNBAプレイヤーはそう多くないよね。俺は今、自宅でトレーニングしてるよ。バイクにトレッドミル、ウェイトリフト。身体をキープするためにかなりやってる。だけど、バスケットボールはプレイしてない」
「彼ら(バックス)は俺たちに(トレーニング用の)バンドやバイクを提供してくれてる。家でできるトレーニングメニューを提供してくれてるし、食事も提供してくれてるんだ。俺たちに食事を届けてくれるケータリング会社を持ってるからね」
「家族と過ごす時間は素晴らしい。シーズン中はほとんど一緒に過ごせないしね。だけど結局のところ、このチームの全員がバスケットボールをプレイできない状況を悲しく思ってるんだ」
アンテトクンポは今季もMVP最有力候補に挙がっており、所属するミルウォーキー・バックスもリーグトップの成績を記録。
NBAタイトルは悲願でもあるため、シーズン再開を強く望んでいることであろう。
再開時期はまだまだ不透明ではあるが、自宅でトレーニングを続け、コートに戻ってきた時はパワーアップしたパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、今季のアンテトクンポは57試合に出場し、平均30.9分のプレイで29.6得点(キャリアハイ)、13.7リバウンド(キャリアハイ)、5.8アシスト、1.0スティール、1.0ブロックショット、FG成功率54.7%、3P成功率30.6%、フリースロー成功率63.3%(キャリアワースト)を記録。
キャリアではレギュラーシーズン通算522試合に出場し、平均32.5分のプレイで20.0得点、8.9リバウンド、4.3アシスト、1.2スティール、1.3ブロックショット、FG成功率52.5%、3P成功率28.5%、フリースロー成功率72.4%を記録している。
コメントを残す