ケンドール・ギル「ブルズはデリック・ローズと契約すべきだった」
元MVPのデリック・ローズはミネソタ・ティンバーウルブズで劇的な復活を遂げた後、デトロイト・ピストンズへ移籍した。
自信を取り戻したローズはピストンズでも素晴らしいパフォーマンスを見せ、重要なプレイヤーのひとりとして活躍。
この活躍を受け、元NBAプレイヤーのケンドール・ギルによると、シカゴ・ブルズがローズ獲得に動き、ザック・ラビーンとバックコートを組ませるべきだったという。
ギルはローズについて次のようにコメント。heavy.comが伝えている。
「私は彼が8年生の時に見た。今のNBAにおいて、デリックは私の最もお気に入りのプレイヤーさ。彼がシカゴを去った時、私は多くのメディアやファンが彼を不当な扱ったと思っている。彼は移籍を要求しなかった。彼はシカゴにいたがっていた。ブルズ一筋でいたがっていた。そしてニューヨーク・ニックスへ旅立った。なぜ彼がそこでうまくいかなかったのか、私には分からない」
「彼はニックスでサードオプションになり、”たったの”平均18.3得点だった。みんなは彼のことを『終わった』と言っていたよね。私には理解できなかった。それからクリーブランドへ移籍し、事実上ポイントガードだったレブロン・ジェイムスのバックアップとしてプレイしなければならなかった。彼が彼自身のポジションでプレイできないなら、どうやって彼の才能を利用するんだい?それからユタへトレードされた。彼らはデリックをウェイブした。私は『待ってくれ。元MVPだ。平均18.3得点の男がプレイできない理由を教えてくれ』という感じだったよ。このリーグのゼネラルマネージャーたちが何を問題にしていえるのか、私には理解できなかった。ただ、ミネソタに引き入れ、チャンスを与えてくれたトム・ティボドーには感謝している」
「ヒューストン・ロケッツとのプレイオフゲームにおいて、彼はあのチームのベストプレイヤーだった。私はみんながデリックについて言っていたこと、『彼のキャリアは終わった』と言っていたことがまったくの間違いであることを分かっていた。シカゴでのテレビ番組やラジオ番組に出演し、機会があるたびに、私は声を上げていた。シカゴは彼と再び契約すべきだったと私は思う。デトロイトが獲得する前にね。もしデトロイトが勝率50%なら、デリック・リーズはオールスターチームだ。彼がここシカゴでザック・ラビーンとタッグを組むことを想像してみてくれ。そのバックコートを想像できるかい?」
ローズは昨年夏、2年1500万ドルの契約でピストンズへ移籍。
一時はトレードの噂が浮上し、ロサンゼルス・レイカーズなどが獲得を狙うとも報じられたが、ローズを重要な一員として考えているピストンズがトレードのオファーに応じることはなかった。
現時点でピストンズがローズを手放す可能性は低いと言えそうだが、ローズが素晴らしいパフォーマンスを続ければ続けるほど、ブルズファンの間でのローズ待望論は熱を帯びることになりそうだ。
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