スティーブ・カーHC「ウォリアーズはオフシーズンモード」
NBAコミッショナーのアダム・シルバーがシーズン中断の決定を下してから、約1カ月半が経った。
シーズン再開か否かの決断は5月に下ると見られるが、プレイオフ進出の望みがほとんどないチームはすでに来季を見据えていることだろう。
主力たちの負傷離脱に苦しみ、今季ワーストの成績にとどまってるゴールデンステイト・ウォリアーズもその1チームだ。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCによると、チームはすでにオフシーズンモードに入っており、来季の準備を進めているという。カーHCのコメントをESPNが伝えている。
「オフシーズンのような感じだ。我々はZoomで会議したが、ボブ・マイヤーズと私は先週、ロスターに登録されている全員と話をした。ボブにとっては選手たちとコミュニケーションをとり、最新情報をアップデートする機会でもあった。ただ、年1回行われるシーズン終了後のミーティングのようだったよ。コーチングスタッフ陣と私はスタッフの評価をし、オフシーズンのプランを立てている。今は間違いなくオフシーズンモードさ」
「我々の状況は他のチームとは違う。なぜなら、(ウエスト8位と)17ゲーム差あり、プレイオフに進出できないからね。シーズンは終わったと思っている。公式にどうなるかは分からない。再開する可能性はまだある。ただ、今季の怪我や厳しい成績のことを考えると、連絡を取り合っているものの、みんなこれで終わりだと思っているんだ」
カーHCによると、プレイオフチームのヘッドコーチたちとも連絡を取り合っているが、彼らはチーム内で絶え間なく連絡をとっており、選手たちはZoomを通してトレーニングスタッフとグループワークアウトに励んでいるという。
ウォリアーズにとって、主力全員が戦線復帰する来季が勝負のシーズンとなる。
それゆえ、プレイオフ進出の望みがない今季は捨て、来季に備えるほうが効率的だ。
その努力が来季に繋がることを祈りたい。
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