ポール・ピアース「ヒートがチャンピオンシップチームなら全チームがそう」
昨年夏にジミー・バトラーを獲得したマイアミ・ヒートは、若手たちの台頭もあり、現時点でイースタン・カンファレンス4位と好成績を残している。
球団社長のパット・ライリーも今のヒートに手応えを感じており、「チャンピオンシップチームに近づいている」と発言。
初めてオールスターに選出されたバム・アデバヨも、今のヒートならリーグ首位の成績を誇るミルウォーキー・バックスにも勝利できるとし、自信を伺わせている。
だが、ボストン・セルティックス時代にチャンピオンに輝いたレジェンド、ポール・ピアースによると、今のヒートにはピースが足りていないという。
ピアースはヒートについて次のように指摘。the Miami Heraldが伝えている。
もしマイアミが(チャンピオンシップチームに)近いなら、NBAの全チームが近い。
彼らは近づいていないと思う。
どうなったら近いかって?教えよう。
トップ5選手がプレイしているなら近い。それが主な要素さ。
俺はいつだってそう言っているよ。
2000年代初期に優勝したデトロイト・ピストンズを除いてね。
今日のコンテンダーのことを考えてみよう。
MVP候補がいるレイカーズ、MVP候補にヤニス(・アンテトクンポ)がいるミルウォーキー、トップ5プレイヤーのジェイムス・ハーデンがいるヒューストン・ロケッツ。
この3人はトップ5プレイヤーさ。
クリッパーズにはカワイ(・レナード)とポール・ジョージがいるよね。彼らはトップ5とトップ10プレイヤーだ。
今季チャンピオンになれるのは、この4チームだけだ。
俺はそう確信している。
なぜなら、彼らにはその要素のひとつがあるからね。
20、30年を振り返ってみよう。
すべてのチャンピオンシップチームもしくはチャンピオンになったチームを見てみると、彼らのロスターにはトップ5のMVP候補がいたよね。
ジミー・バトラーを軽視しているわけではないよ。
彼は良い選手。だが、そのような選手のレベルには到達していないんだ。
そう話したピアースだが、ライリー球団社長は「チャンピオンシップチームになった」とは言っていない。
つまり、オフシーズン中に新たなスタープレイヤー獲得を狙う可能性がある。
もしそれがNBAを代表するスーパースターであれば、ピアースの考えも変わるだろう。
とはいえ、今のヒートの選手たちにはピアースの指摘を覆すパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
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