ダラス・マーベリックスのスーパースター、ルカ・ドンチッチは、NBAが各チームの練習施設封鎖を決定した後にプライベートジェットで母国スロベニアに帰国した。

NBAは先日、限定的ではあるもののチームの練習施設の封鎖を解除し、シーズン再開へ向けて動き始めたが、もしプレイオフから再開する場合、ドンチッチのようなプレイヤーたちはある壁を乗り越えなければならないかもしれない。

ESPNによると、ドンチッチのようなアメリカ国外に移動した選手の場合、アメリカに戻る際に空港で検疫を受けなければならないうえ、14日間の検疫期間を過ごさなければならないという。

また、空港のオペレーションは制限されており、より時間がかかる可能性があることも知っておかなければならない。

ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンは先日、バスケットボールゲームを再開するには少なくとも1カ月程度の準備期間が必要との見解を示した。

ドンチッチのようなプレイヤーの場合、練習を再開できるまで少なくとも14日間待たなければならないため、マブスはドンチッチ抜きでの戦いを強いられる可能性がある。

マブスのオーナーであるマーク・キューバンは先日、「安全性が確保されていない」として練習施設封鎖解除に疑問を呈したが、この発言にはドンチッチの問題も影響していたのかもしれない。