NBAはシーズンを再開すべきか中止すべきか、まだ決定することができていない。

経済と命を天秤にかけ、難しい選択を迫られているが、シーズンが中止になった場合の経済的損失は相当な金額にのぼるようだ。

clutchpoints.comによると、シーズンを中止すると10億から20億ドル程度の収入を失ってしまう可能性があるという。

また、プレイオフがテレビ放送されない場合、9億ドル程度の損失が発生するとも報じられている。

さらに、NBAチームによっては地元のメディアとレギュラーシーズン70試合以上を条件に100％の収益を得られる契約を結んでいるため、チーム単位でも大きな損失が生じることになるだろう。

NBAはシーズン再開へ向け、選手や関係者たちに毎週もしくは毎日検査を受けさせることを検討しているという。

だが、地域によっては検査キットが不足しているところもあるとされるため、現時点では考え難い。

今回の事態で社会は大きく変容してしまったため、しばらくは規模を縮小しての運営を余儀なくされそうだ。

なお、臨場感あるゲームを楽しめるようにするため、バーチャルで観客席からゲームを観戦できるシステムを開発中であるとも報じられている。