フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、現地27日に行われた昨季NBA王者デンバー・ナゲッツとのアウェイゲームを欠場した。

膝の痛みによるものだ。

だが、シクサーズは負傷者リストに記載することなく、エンビードを欠場させた。

ナゲッツを指揮するマイケル・マローンHCによると、シクサーズは精神的なアドバンテージを得るためにわざとエンビードを負傷者リストに記載しなかったという。

マローンHCはエンビードの欠場について、次のように指摘。basketnews.comが伝えている。

アーロン・ゴードンは「何を言っているんだ？」という感じだった。

僕はエンビードがプレイしないことを伝えた。

我々の選手たちは（エンビードが欠場することを）知らなかった。

彼らはコートに出てウォーミングアップしていた。

ウォジ（エイドリアン・ウォジナロウスキー記者）からの電話で（エンビードの欠場を）知った。

我々は不快に感じた。

リーグが対処すると確信している。

リーグと今季について話した時、もし選手のステータスがアクティブからアウトになった場合、彼らは調査を行うだろうと言っていた。

だから、そうなるんじゃないかな。

ジョエルはインディアナ戦で膝を痛めた。

それは間違いない。

彼が怪我しているのは確かだ。

エンビードはニコラ・ヨキッチとの対戦成績を6勝2敗としている。

だが、エンビードがナゲッツのホームゲームに出場したのはそのうち2試合のみ、2019年11月18日以来ナゲッツのホームゲームでプレイしていない。

この日はエンビードに対してブーイングも聞こえたが、果たしてシクサーズはNBAにどう説明するのだろうか？