トレイシー・マグレディ「ビンス・カーターと一緒だったら優勝を狙えた」
1997年のドラフト9位指名でトロント・ラプターズに入団したトレイシー・マグレディは、わずか2年間ではあったが従兄弟のビンス・カーターとチームメイトとしてプレイした。
マグレディが開花したのはラプターズを離れた後だったが、もしマグレディがラプターズにとどまりカーターとコンビが続いていたら、ラプターズは恐ろしいチームになっていたかもしれない。
マグレディによると、カーターと一緒にプレイし続けていれば、ラプターズはタイトル獲得を狙えたという。
マグレディは当時を振り返り、次のようにコメント。CBS Sportsが伝えている。
我々はチャンピオンシップをかけてプレイしてただろうね。
そして(ロサンゼルス・)レイカーズと対戦していただろう。
私が(ラプターズに)残っていたら、それは間違いない。
ただ、あの時はトロントの組織内でいろんなことが起こっていた。
残ることはできなかったんだ。
当時はカーターのほうがより優れたスコアラーであり、出場機会についてもカーターにより長い時間が与えられていた。
マグレディによると、カーターの影に隠れたくなかったというが、キャリアを振り返ってみると移籍は正しい決断だったと言えるだろう。
なお、マグレディとカーターのキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレイシー・マグレディ | ビンス・カーター |
---|---|---|
所属チーム | トロント・ラプターズ オーランド・マジック ヒューストン・ロケッツ ニューヨーク・ニックス デトロイト・ピストンズ アトランタ・ホークス サンアントニオ・スパーズ | トロント・ラプターズ ニュージャージー・ネッツ オーランド・マジック フェニックス・サンズ ダラス・マーベリックス メンフィス・グリズリーズ サクラメント・キングス アトランタ・ホークス |
出場試合数 | 938 | 1541 |
平均出場時間 | 32.7 | 30.1 |
平均得点 | 19.6 | 16.7 |
平均リバウンド | 5.6 | 4.3 |
平均アシスト | 4.4 | 3.1 |
平均スティール | 1.2 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 2.2 | 1.7 |
FG成功率 | 43.5% | 43.5% |
3P成功率 | 33.8% | 37.1% |
フリースロー成功率 | 74.6% | 79.8% |
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