【スポンサーリンク】

NBAレジェンドのドミニク・ウィルキンスがノースカロライナに30年間戻らなかった理由とは?「人種差別を受けていた」

メールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

NBAレジェンドのドミニク・ウィルキンスがノースカロライナに30年間戻らなかった理由とは?「人種差別を受けていた」

NBAレジェンドのドミニク・ウィルキンスはフランスのパリで生まれた後、幼少期の大半をノースカロライナ州のワシントンで過ごした。

だが、ノースカロライナ州には良い記憶がなかった模様。

ウィルキンスによると、ノースカロライナ州で人種差別を受けていたため、30年もの間ノースカロライナ州に戻らなかったという。

ウィルキンスは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

2つのことがあった。

ひとつは十字架であり、それ以上差別的なものはない。

もうひとつは、僕がデパートから出た時のことだ。

誰かが僕を追ってきて、こう言った。

「僕は警備員だ。我々は君を逮捕しなければならない。君はこのテープを盗んだんだ」とね。

彼らは店のすぐ横にある植木鉢にテープを投げ込んでいた。

クレイジーだった。

僕は彼を見て、こういう感じさ。

「僕はポケットに3000ドル持っている。それなのに5ドルのテープを盗むだって?馬鹿にしているのか?」

彼らが電話したところ、電話に出たのは警察で働いていた僕のいとこだった。

彼は「何が起こったかは分かっている。すべて解決する」と言ってくれた。

「君を家に連れて行く。荷物をすべてまとめ、今夜この街から出て行こう」と言われたから、僕たちは家族全員をトラックに押し込み、その夜にアトランタに向かって街を出たんだ。

僕の銅像の除幕式が行われるまで、その街には一度も戻らなかったよ。

ウィルキンスによると、ジョージア大学が彼らをサポートし、アトランタへの移住に必要な支援を提供してくれたという。

アトランタ・ホークスの一員としてNBAデビューしたウィルキンスは、恵まれた身体能力を活かして豪快なダンクを次々と繰り広げ、ファンを歓喜させた。

ノースカロライナからアトランタへの引っ越しは、ウィルキンスの人生において最大の転機だったと言えるのかもしれない。

なお、ウィルキンスのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

NBAキャリア
TMアトランタ・ホークス
ロサンゼルス・クリッパーズ
ボストン・セルティックス
サンアントニオ・スパーズ
オーランド・マジック
G1074
MP35.5
PTS24.8
TRB6.7
AST2.5
STL1.3
TO2.5
FG%46.1%
3P%31.9%
FT%81.1%

【スポンサーリンク】