NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、7月末からシーズンを再開される予定であることを発表した。

選手や関係者はホテルで生活し、毎日健康状態をチェックしたうえでプレイすることになるが、リスクがまったくないわけではない。

そのため、選手たちの中には安全性を危惧し、シーズン参加に踏み切れない者もいると報じられている。

彼らの不安を取り除くため、NBAとNBPAは期間中にどのようなリスクがあるのか、またどのような管理体制を敷くのか、より詳細な情報を選手たちに伝えなければならないかもしれない。

ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンによると、まだ把握できていない点が多く、もっと情報を手にしたうえで検討する必要があるという。

グリーンはシーズン再開プランについて次のように指摘。clutchpoints.comが伝えている。

今はまだ漠然としている。

流動的な部分がまだたくさんある。

それを把握しようとしているところだ。

オーランドでどうやっていくのか、まだ80％しか知らない。

どのチームがどこに滞在し、どのように生活し、隔離された中でどのように運営するのか、把握しなければならない点がたくさんある。

現時点での隔離プランは彼らが望むほど効果的ではないように見えるし、我々が望むほど甘くもない。

どうやっていくのかもっと把握しなければならないね。

ほとんどのチームにとって最大の懸念事項はホテルだ。

誰が滞在するのか、スペースはどうなのか、友人や家族は訪ねてくるのか、彼らをどのように隔離するのか、僕たちはどれくらい隔離されるのか、検査はどれくらいの頻度で行われるのか。

これらの点についてはまだ発表されていないため、選手たちは不安を感じるのは当然かもしれない。

一方、NBPAエグゼクティブディレクターのミッチェル・ロバーツは「選手たちを100％守る方法はない」と認めている。

つまり、選手たちは常にリスクを抱えながら生活することになるため、不安が消えることはないだろう。

シーズン再開が約1カ月半後に迫っているが、NBAはどう詰めていくのだろうか。