CJ・ワトソン「デリック・ローズは不当な評価をされていた」
2008年のNBAドラフト1位でシカゴ・ブルズに入団し、史上最年少でMVPに輝いたデリック・ローズには、NBAを牽引するスーパースターとして大きな期待がかかっていた。
だが、2度の膝の怪我でキャリアは低迷。
復帰後はかつてのようなパフォーマンスを見せることができず、ローズを酷評するファンも少なくなかった。
だが、チームメイトとしてローズを見ていたCJ・ワトソンによると、当時のローズは不当な評価を受けていたという。
ワトソンはローズについて次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。
彼は間違いなく素晴らしいチームメイトであり、僕のお気に入りのひとりだった。
怪我は損害をもたらすものだ。
彼はMVPレベルを基準として見られていたし、中には彼を不当に評価する者もいた。
だが、彼はハードに働いていたんだ。
私は彼を応援しているし、いつも見ているよ。
ローズは厳しい時間を過ごしていたものの、恩師トム・ティボドー率いるミネソタ・ティンバーウルブズ移籍後に奇跡的な復活を遂げた。
今季はデトロイト・ピストンズの一員として活躍し、かつてほどの爆発力はないものの、トップレベルのパフォーマンスを見せている。
来季もピストンズでプレイする可能性が高いが、さらに熟練したプレイを見せてもらいたいところだ。
なお、ローズのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | キャリアスタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 50 | 596 |
平均出場時間 | 26.0 | 32.6 |
平均得点 | 18.1 | 18.8 |
平均リバウンド | 2.4 | 3.4 |
平均アシスト | 5.6 | 5.6 |
平均スティール | 0.8 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 2.6 |
FG成功率 | 49.0%(キャリアハイ) | 45.6% |
3P成功率 | 30.6% | 30.4% |
フリースロー成功率 | 87.1% | 82.7% |
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