ジョン・ウォール「ボールを支配する男になる必要はない」
ワシントン・ウィザーズのジョン・ウォールがNBAで最後にプレイしてから1年以上が経過した。
ウォールを欠くウィザーズはブラッドリー・ビール中心のチームに生まれ変わり、ビールはNBAトップクラスのスコアラーに成長。
それに伴い、ウォールが復帰することでビールがボールを持つ機会が減少し、ビールの能力を生かすことができなくなってしまうのではという懸念も出てきている。
だが、ウォールは自身がボールを常に持つ必要はないと感じているという。
ウォールはビールと自身について次のようにコメント。The Ringerが伝えている。
これまでを振り返ると、ドリブルから多くのプレイをクリエイトできたのは僕だけだった。
だから僕がボールを保つ必要があった。
今現在ブラッドがプレイしているレベルでは、僕がボールを支配する男になる必要はない。
正直言うと、僕は長い間そうしたかった。
常にボールを持ち、ペースをプッシュし、すべてをクリエイトする必要がないことを嬉しく思うよ。
それは疲れるからね。
来季のウィザーズはウォールとビールが牽引するのは間違いない。
だが以前とは異なり、ビールがより多くボールを持つことになるだろう。
ウォールがサポート役に徹するのであれば、ビールにとってはこのうえない心強い味方となるに違いない。
なお、ウォールとビールのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | ジョン・ウォール | ブラッドリー・ビール |
---|---|---|
出場試合数 | 573 | 545 |
平均出場時間 | 35.9 | 34.6 |
平均得点 | 19.0 | 21.0 |
平均リバウンド | 4.3 | 4.0 |
平均アシスト | 9.2 | 4.0 |
平均スティール | 1.7 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.8 | 2.3 |
FG成功率 | 43.3% | 45.2% |
3P成功率 | 32.4% | 38.0% |
フリースロー成功率 | 78.1% | 80.7% |
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