エネス・カンター「トルコ人選手から敬遠されている」
ボストン・セルティックスのエネス・カンターは、トルコの現政権を批判し続けてきた。
トルコ政府はカンターを危険人物とみなし、父親を収監するなどしてきたが、カンターは一連の言動によってトルコ人選手たちとコミュニケーションをとることができなくなってしまったようだ。
カンターによると、NBAにいるトルコ人選手から敬遠されているという。カンターのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕を最も傷つけているのは、リーグにいる他のトルコ人選手たちだ。
リーグにはアーサン・イリヤソバ、チェディ・オスマン、ファルカン・コルクマツがいる。
彼らと対戦する時、彼らは何も言わない。
僕は彼らに話しかけているよ。
「やあ、調子はどうだい?」という感じでね。
だけど返事はないんだ。
彼らはトルコ政府を恐れているのかもしれない。
僕と話したりしている写真をトルコ政府が見たら、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれないからね。
だから、僕はジャージーで口元を隠して話しかけるようにしている。
すると、彼らは顔を逆方向に向けるんだ。
カンターの父親はすでに出所したが、カンターと親交を持つことで家族がトラブルに見舞われる可能性は十分にある。
トルコ人選手たちがどう考えているのかは分からないが、カンターは彼らをそっとしておいたほうが良いのかもしれない。
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