スコット・ブルックスHCがマスク着用の議論について「恥ずかしいこと」
ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードは先日、NBA選手たちが生活している施設内に陽性反応が出た者がいないことなどを挙げ、マスクを常に着用することに疑問を呈した。
その後マスク着用に関する議論が熱を帯び始め、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは「マスクは常に着ける。死にたくないからね」と発言。
以前陽性反応が出たインディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンは「周囲に配慮するために練習中もマスクをする」としているが、ワシントン・ウィザーズを指揮するスコット・ブルックスHCによると、マスク着用について議論すること自体が恥ずべきことだという。
ブルックスHCはマスク着用の議論について次のように指摘。clutchpoints.comが伝えている。
誰にでも(陽性反応が出る)可能性がある。
誰もが狙われているんだ。
我々は可能な限り全員の安全を保たなければならない。
(マスク着用を)議論しても意味がない。
恥ずかしいことだ。
ブルックスHCはハワードの発言を受けてのものと思われるが、NBAはさまざまな予防措置を講じ、選手たちの安全性を確保しようとしている。
施設内にはホテルのスタッフなどもいるため、安全性を100%確保するのは不可能。
しかし、NBAシーズンを無事終えるためにもやれることはすべてやっておきたいところだろう。
選手たちはオーランドでのシーズン中に社会問題に対するさまざまなメッセージを発信する見込みだが、ハワードにはマスク着用より社会問題を議論する機会を設けてもらいたいところだ。
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