NBA8チーム対象のバブル計画は断念?
アトランタ・ホークスのオールスターポイントガード、トレイ・ヤングは先日、オーランドでのNBAシーズンに参加できなかった8チームを対象としたシカゴでのバブル案に賛成し、歓迎する姿勢であることを明かした。
だが、オーランドのような環境を構築するのは簡単ではなく、悲観論も少なくない。
8チームにとって若手に成長を促す場が持てないという事態になってしまうわけだが、現時点では安全面の懸念から第2のバブルが形成される可能性は低いようだ。
RealGMによると、NBPAは若手たちに成長の機会を与えるために第2のバブルを望んでいるものの、安全上の懸念を拭い去ることができず、現時点で開催は難しいと考えているという。
NBPAは合同のキャンプやトレーニング、スクリメッジではなく、チームごとのミニキャンプを望んでいるというが、ミニキャンプでは他チームと対戦できないため、若手は成長の機会を失うことになるだろう。
オーランドでのNBAシーズンに参加できなかったのは、シャーロット・ホーネッツ、シカゴ・ブルズ、ニューヨーク・ニックス、デトロイト・ピストンズ、ホークス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、クリーブランド・キャバリアーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ。
これらのチームの多くは有望な若手選手たちを抱えているが、彼らは約9カ月という長期間にわたって実戦でプレイできないということになる。
若手たちの成長機会を得られないことは、これら8チームにとって大きな損失と言えそうだ。
なお、来季へ向けた各NBAチームのトレーニングキャンプは現地11月10日にスタートする予定となっている。
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