ポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーはロサンゼルス・レイカーズとのファーストラウンド第3戦第3Q中に連続8得点をあげるなど、まだまだ健在であることを証明した。

昨季序盤にヒューストン・ロケッツとの関係を解消して以降、1年以上NBAゲームから離れていたアンソニー。

“バナナボートクルー”のレブロン・ジェイムスも親友の復活を喜び、感慨深いシリーズを送っているようだ。

ジェイムスは第3戦終了後、アンソニーについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

信じられないね。

僕たちの友情は20年続いている。

どのチームにも所属していなかった彼が、今このステージに居る。

彼にチャンスを与えてくれたポートランドには敬意を表するよ。

彼はこのチャンスを最大限活かしている。

今夜の彼は素晴らしかった。

彼はミッドレンジアサシンであり、それを第3Qで証明した。

彼にとって格別のゲームだったね。

僕たちのキャリアが終わった後も語ることになるだろう。

君たちが今夜見た敵としてのバトルだけでなく、チームメイトとしてプレイしたオールスターゲームやオリンピックチームもね。

AAUバスケットボールで知り合い、すぐに意気投合したというジェイムスとアンソニー。

彼らがNBAプレイオフで対戦したのは、ジェイムスがマイアミ・ヒートに、アンソニーがニューヨーク・ニックスに所属していた2012年のみだ。

それゆえにプレイオフという大舞台での再会に、ジェイムスとアンソニーは特別な感情を持っていることだろう。

シリーズは現在、レイカーズが2勝1敗でリード。

ジェイムスとアンソニーには第4戦でも熱いバトルを繰り広げ、今もNBAトッププレイヤーであることを証明してもらいたい。