ウェスリー・マシューズ「正しいことなら謝らない」
ホームのウィスコンシン州で起こった悲惨な事件を受け、ミルウォーキー・バックスは先日予定されていたファーストラウンド第5戦をボイコットした。
他のNBAチームもバックスに続き、プレイオフゲームをボイコット。
バックスは他のNBAチームに知らせずにボイコットし、またその先の計画を立てない行きあたりばったりのボイコットだったため、バックスに対して憤った選手もいると報じられている。
そんな中、ベテランガードのウェスリー・マシューズがチームの正当性を主張した模様。
マシューズによると、バックスは正しいことをしたと感じているため謝罪する気はないという。マシューズのコメントをESPNが伝えている。
あの状況では他のチームも同じことをしたんじゃないかな。
僕たちは僕たちがやったこと、正しいと感じていることについては謝らない。
連絡していればもう少し良くなったかもしれない。
だが、そうする時間がない時もある。
変化を台本にすることはできない。
瞬間を台本にすることはできないんだ。
マシューズによると、バブルは外の世界と切り離されているもののNBA選手たちの影響力は絶大であり、法改正につながることを助けることができるという。
ベテランシューターのカイル・コーバーは1回目の緊急ミーティングの際、連絡もせずにボイコットしたことを謝罪したというが、ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンは「謝る必要はない」と擁護したと報じられている。
バックスの突然のボイコットを受け、一時的に感情が昂ぶった選手もいるかもしれないが、行動を起こしたバックスを非難する者はいないだろう。
現地29日にオーランド・マジックを下し、カンファレンスセミファイナル進出を決めたバックスにはできるだけ長くバブルにとどまり、NBAのプラットフォームを通してメッセージを発信し続けてもらいたい。
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