マーク・ガソル「これはテニスではない」
トロント・ラプターズは昨季、スーパースターのカワイ・レナードを中心とし、フランチャイズ初となるNBAチャンピオンに輝いた。
だが、オフシーズン中にレナードとダニー・グリーンを失ったことを受け、今季は厳しい戦いを強いられると予想されていた。
しかし、イースタン・カンファレンス2位でプレイオフに進出し、NBAタイトル獲得の可能性を感じさせている。
では、2度のファイナルMVP受賞を誇るレナードを失ったにもかかわらず、なぜ強さを維持することができているのだろうか?
ベテランセンターのマーク・ガソルによると、チームとして戦えていることが成功の大きな要因だという。ガソルのコメントをESPNが伝えている。
チームの強さ、バスケットボールの美しさ。
これはテニスではない。
ラファエル・ナダルや(ノバク・)ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、ミロシュ・ラオニッチについて話しているのではない。
バスケットボールについて話をしている。
チームスポーツだ。
チームとしていかにうまくやるかだ。
チームの努力だ。
常にそうだなんだ。
カイル・ラウリーとパスカル・シアカムを中心とし、それぞれがそれぞれの役割をまっとうし、チーム力を高めているラプターズ。
指揮官のニック・ナースHCが今季のコーチ・オブ・ザ・イヤーに選出されたのも、それが大きな要因だろう。
カンファレンスセミファイナルでボストン・セルティックスと対戦し、2勝2敗のタイに戻しながらも第5戦を落としてしまったが、第6戦ではチーム力の高さを見せつけ、第7戦へ持ち込みたいところだ。
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