ポール・ジョージ「一緒にいる時間が足りなかった」
今季のNBAチャンピオン最有力候補の1チームだったロサンゼルス・クリッパーズが、カンファレンスセミファイナルで姿を消すこととなった。
デンバー・ナゲッツ相手に3勝1敗とし、カンファレンスファイナル進出に王手をかけていたものの、まさかの3連敗を喫してしまったクリッパーズ。
昨年夏に加わったポール・ジョージとカワイ・レナードは勝負の第7戦でショットタッチを掴むことができず、クリッパーズをNBAチャンピオンに導けなかったわけだが、ジョージによると、今季はチーム全員が揃うことは少なく、ケミストリーを十分に構築できなかったという。
ジョージは今季を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
僕たちは一緒にいる時間が長くなるほど、良いチームになっていく。
このチームのケミストリーはもっと良くなっていく。
(今季は)一緒に過ごす時間が足りなかったんだ。
今のチームは1年目。
ロスターを変えたいと言うことはできない。
僕たちは今のロスターを気に入っている。
僕たちがシーズンを通して言ってきたことは、ケミストリーだ。
一緒に過ごせば過ごすほど、僕たちは良くなるだろう。
まだ1年目だ、1年目。
反省すべきことはたくさんある。
第7戦のクリッパーズはどこか緊張感が欠けているようにも見えた。
中には第4Q中に疲労を訴え、ベンチに下げるよう求めた選手も何人かいたと報じられている。
NBAチャンピオンになるためには、他のチームを上回る強靭なメンタルを持って戦わなければならない。
今季のクリッパーズにそれが欠けていたとするなら、来季は常に闘争心を持って戦いたいところだろう。
なお、指揮官のドック・リバースHCは、「(第7戦では)何人かが明らかにガス欠になってしまった。通常の状況でこうなることはない」としている。
ジョージとレナードの第7戦のスタッツは以下の通りだ。
– | ポール・ジョージ | カワイ・レナード |
---|---|---|
出場時間 | 38:14 | 43:30 |
得点 | 10 | 14 |
リバウンド | 4 | 6 |
アシスト | 2 | 6 |
スティール | 1 | 2 |
ブロックショット | 1 | 1 |
ターンオーバー | 5 | 2 |
FG成功率 | 25.0% (4/16) | 27.3% (6/22) |
3P成功率 | 18.2% (2/11) | 28.6% (2/7) |
フリースロー成功率 | 0% (0/1) | 0% (0/0) |
+/- | -20 | -21 |
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