ドワイト・ハワードが大型シューズ契約のオファーを蹴った理由とは?
元オールスターセンターのドワイト・ハワードは昨年夏、かつて1年だけ所属したロサンゼルス・レイカーズに復帰し、復活のシーズンを送っている。
NBAキャリアで初めてベンチプレイヤーとしての役割を受け入れながらも、レイカーズを支えるパフォーマンスを見せているハワード。
レイカーズというビッグマーケットのチームでプレイしているということもあり、ある大手スポーツブランドはハワードに大型シューズ契約をオファーしたというが、大金を手に入れるチャンスだったにもかかわらず、ハワードはオファーを蹴った。
では、なぜハワードは大金を手に入れるチャンスを自ら手放したのだろうか?
clutchpoints.comによると、当時のハワードはNBAオールスターウィークエンドのスラムダンクコンテスト出場が決まっており、ダンクコンテストでコービー・ブライアントのシグネチャーシューズを履くことに問題が生じないようにシューズ契約のオファーを蹴ったという。
かつてはNBAレジェンドであるブライアントとの確執が報じられ、ヒューストン・ロケッツ移籍後の初対戦ではブライアントと激しい口論を繰り広げたハワード。
だが、ハワードにとってブライアントは大切な元チームメイトであり、尊敬すべきレジェンドだった。
今年のダンクコンテストではブライアントに捧げるダンクを披露し、多くのファンを喜ばせたハワードだったが、もしシューズ契約を結んでいたらブライアントのシグネチャーシューズを履けなかったかもしれない。
ダンクコンテストでブライアントのシグネチャーシューズを履くためだけにオファーを断ったのだから、ハワードのブライアントに対する愛とリスペクトは相当なものなのだろう。
次のハワードのミッションは、かつて実現することができなかったNBAタイトルを獲得し、ブライアントに捧げることだ。
悲願のNBAチャンピオンまであと2勝。
ハワードはもちろん、レイカーズの全員がマンバメンタリティを持って残りのシリーズを戦い抜くに違いない。
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